 御茶屋御殿
今から約300年前に作られた木造茅葺平屋建の数寄屋です。主として茶席・書院・御慰所として用いられていたようです。戊辰戦争では西軍傷病者の治療所にあてられ、戦火をまぬがれました。
■戊辰戦争と御薬園
戊辰戦争の中、御茶屋御殿は敵である新政府軍の戦傷者の治療所にあてられていました。そのため、戦火の中にあっても御薬園は長屋門が焼けおちたほかは、建物・庭園とも敵軍の蹂躙もなくほとんど昔のままの姿で残りました。建物の柱には、今でも大きな刀痕が残っており、戦いの激しさを物語るものの一つです。 |
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